緊急地震速報表示端末FTE-D04
地震図解

緊急地震速報とは

 「緊急地震速報」とは、地震観測網から得られた地震発生情報を即座に伝達し、住民の生命を守る(危機の軽減)ことや社会経済に与える損害を軽減するための情報です。
 地震波には伝播速度が速い「P波(初期微動)」と、伝播速度は遅いが大きな揺れを起こす振幅の大きい「S波(主要動)」があります。地震による被害の大半は主要動到着以降に引き起こされることから、震源の近くでP波を地震計が検知して、地震の規模や位置を即時的に求め、それを的確に伝達するシステムが構築できれば、多くの場合地震の大きな揺れが到着する前に防災対策を実行することが可能となります。

NPO法人 リアルタイム地震情報利用協議会 提供

減災システムの活用で以下のような対策が可能になります

危険場所からの避難

危険場所からの避難画像 高所作業現場などで、いち早く緊急避難を行なわせると共に、周囲にも危険が迫っている事を報知します。

安全確保

安全確保画像 学校や施設内において、机の下等への避難誘導や避難経路の確保など、お子様やご老人の安全確保の為に報知します。

予防処理

予防処理画像 病院施設内での高度医療機器の緊急停止や手術中患者の安全確保、薬品の転倒防止などの予防処置の為に報知します。

避難誘導

避難誘導画像  公共施設や大型商業施設などで、混乱を防ぐ為の事前処置として危険場所(ガラスケースやエスカレーター)から遠ざけ、避難誘導する為の報知を行います。

二次災害防止

二次災害防止画像 調理場や火気・危険物を扱う場所において、事前に火を止め、火災や爆発の二次災害を予防し、熱い物や化学薬品等から離れる為の報知を行います。

落下物回避

落下物回避画像 倉庫や工場などにおいて、落下物等の危険から身を守る為に事前に報知し、従業員の身の安全確保と周囲への報知を行います。

緊急地震速報表示端末 FTE-D04
緊急地震速報表示端末 FTE-D04

緊急地震速報表示端末FTE-D04の特徴

○地震の到達時間や到達震度等の予測情報を大型液晶画面に表示します。
○LED表示灯や大音量ブザーによる報知で効果的に情報をお知らせします。
○地震速報以外にも、各種配信情報の表示用端末として使用可能です。

詳しくは特徴と機能ページへ

地震速報端末と緊急地震速報を活用した減災システム

システム図
地震速報表示端末(FTE型)と緊急地震速報のシステム概要図
 FTE型は、緊急地震速報からの情報を元に予想震度と予想到達時間をカウントダウン表示する事が可能な端末です。また、リレー出力(4点)を兼ね備えており、パトライトやその他の外部機器との接続で、より効果的な通報システム構築が可能となります。
詳しくはシステム構成例ページへ
ダウンロード
取扱説明書 取扱説明書ダウンロード