特徴と機能

緊急地震速報表示端末 FTE-D04の特徴
地震速報やその他の情報(ニュース・天気予報・交通情報)を受信したり、任意に打った文字情報(社内や校内掲示板・火災発生情報等)を直接的に表示させたりする事が可能です。

緊急度に応じて「赤」「青」「黄」のLED表示灯の個別制御や、本体内蔵の大音量ブザー(85dB以上)を4パターンで制御する事が可能です。

本機内部に4点の外部出力リレーを装備しており、設定震度や設定残り時間に合わせて、リレー制御する事が可能です。(パトライトや、その他の外部機器を連動制御する際に便利です。)

緊急地震速報表示端末

機能説明

大型液晶モニタ
高輝度白色LEDをバックライトに採用し、長寿命で明るい液晶ディスプレイを実現。
画面サイズは5インチサイズで、離れた場所からの視認性を高めています。


ブザー出力
85dB以上の大音量で、迫る危険を報知します。
ブザーは4パターンで任意に設定する事が可能な他、地震速報以外では、80dB以下の小さな音量で制御させる事も可能です。(一部の報知機能では固定されています)
音量及び、吹鳴パターンはWebブラウザで簡単に設定が可能です。
本機では、人間が特に敏感な(耳につきやすい) 3kHzの周波数のブザー音を採用しています。

操作キー
4つの大型ボタンは、緊急時の誤操作防止の為にシンプルに設計されています。

緊急地震速報表示端末 FTE-D04

3色LED表示灯
報知内容によって制御が可能な3色(赤・青・黄)LED表示灯を装備し、点灯や点滅など個別に設定する事が可能。
(一部の報知機能では固定されています。)
本機と配信設備との通信エラー発生時にも動作します。
点灯パターンはWebブラウザで簡単に設定が可能です。
本機では受信情報を報知する表示灯の配色に、どなたでも識別しやすい青色LEDを組みあわせた報知色を採用しています。


リレー接点出力(4点)
パトライトや、外部機器を制御する為の、リレー出力(デジタル/A接点)を4点装備しています。
接点の制御は、予測される地震の震度や到達時間によって個別に設定する事ができます。
リレーの個別制御はWebブラウザにて簡単に設定が可能です。

様々な情報を表示することが可能な情報表示端末です。

表示パターン
通常待受け時
緊急地震速報
緊急情報
e情報(テキスト情報)
通常待受け時
緊急地震速報
緊急情報
e情報(テキスト情報)
             
通常待受け時
待受け時には、時刻や機器の状態を表示します。
  緊急地震速報受信時の警報報知
到着予想震度を表示します。
(最大震度7)
到着までの時間を表示します。
(最大999秒)
※全ての報知で最優先されます。
  緊急情報を受信して報知
地震直後の二次災害でもある「津波」「ダム決壊」「土砂災害」「周辺火事」などの情報を表示します。
  e情報(テキスト情報)を受信して報知
気象情報や地域情報を受信、表示します。
※記載のLED表示灯点灯色と表示情報の組み合せは
お客様の用途に合わせて設定変更することができます。

使用環境や用途に応じた設定・管理ができます。

設定・管理

■Web経由で簡単設定
本機の設定は、LANインターフェイスを用いWebブラウザ経由で簡単に行なえます。
地震の大きさや揺れるまでの残り時間に合せて、LED表示灯やブザーの動作を設定できます。
地震速報以外の情報を、緊急度に合わせて個別に受信表示させる事ができ、同時にLED表示灯やブザーを動作させる事が可能です。


■設定ユーティリティや情報配信ソフトを提供
本機のIPアドレスや、ファームウェアの更新に必要な設定ユーティリティを別途提供します。
また、情報伝言板としてお使いいただく為の簡易ソフトを無償で提供します。 このソフトを使い、緊急情報やe情報と言ったテキスト文字やLED表示灯制御などを簡単にご利用いただけます。
(情報配信ソフトは、配信業者との契約なしにご利用いただけます。)


■ハートビート(回線死活)監視
配信サーバから、ハートビート(回線死活)監視を行ない、ネットワークインフラの障害を自動検知させ、その障害を通知する事が可能です。

■受信情報の履歴
配信サーバからの受信情報は、最大20件まで保存され、古いものから消去されます。 情報配信サーバは、e情報配信サーバを含め、最大3件までをIPアドレスで登録する事が可能です。
※緊急情報とe情報は本機の電源が切れたとき、または再起動操作があると、受信済みの情報は消去されます。


■外出モード
外出時には受信時の報知動作をキャンセルさせる事が可能です。


■デモモード
本機のみで、地震速報を受信した時の動作シュミレーション実行し、避難訓練等にご利用いただけます。


バッテリ■バッテリ (オプション)
別途オプション品の「バッテリ(FTE-BT)」を使用する事で、停電発生時でも約10分間、動作し続ける事が可能です。
(充電状況により動作時間は異なります。)

卓上設置も可能■卓上設置も可能 (オプション)
本体は、壁面直接取付にて設置いただけるほか、別途オプション品の「スタンド(FTE-ST)」で卓上設置も可能です。