PRSHのコマンド記述方法は、基本的に標準実装の rsh を用いた時とほぼ同じです。
コマンドの先頭を rsh ⇒ prsh に変更するだけで、それぞれの制御コマンドをそのままご利用いただけます。
----制御コマンド例---------------------------------------------------------
・表示灯IPアドレス=192.168.10.1
・ログイン名=root の場合
【PRSH コマンドでalert制御】
■ alertコマンドで赤点灯の場合
prsh 192.168.10.1 -l root alert 100000
■ alertコマンドで、前の状態を維持したまま黄点滅の場合
prsh 192.168.10.1 -l root alert 929999
【表示灯検索】
同一ネットワーク内に居る他のネットワーク監視表示灯を検索し、コマンドプロンプト上に表示させます。
リダイレクトでテキストファイルに書き出し保存する事で、リスト制御による一斉制御用ファイルとして利用できます。
■ 192.168.10.1〜255の間でNHシリーズを検索し、IPアドレスで表示します
prsh 192.168.10.1 search 255
■ 192.168.10.1〜99の間でNHシリーズを検索し、IPアドレスで表示します
prsh 192.168.10.1 search 99
【制御時刻指定】
prshを制御するPC・サーバ端末の時刻管理により実行を行います。(hhmmss/時分秒に置換えて24h方式で指定)
■ 08時30分00秒に表示灯の赤を点灯させる場合
prsh 192.168.10.1 -l root -at 083000 alert 100000
■ 19時00分00秒に表示灯をクリアさせる場合
prsh 192.168.10.1 -l root -at 190000 clear
【SNMPモード※3】
記述が複雑なSNMP setコマンドを、rsh の手軽さのままで実行する事ができます。
(見た目はrshですが、プロトコル上はSNMPの為、UDP制御となります)
■SNMP setコマンドで赤・黄・緑を点灯させる場合
prsh 192.168.10.1 -l(コミュニティ名)-snmp alert 111000
(他にも、上記表に記載されたコマンドオプションをご利用いただけます)